テレビドラマ・黒革の手帖

今シリーズ、唯一ビデオを撮るほどだった黒革の手帖が、先日の木曜日に終わってしまった。その日は仕事が遅く、深夜2時頃に、我慢できずにビデオを見てしまう。
最後の20分間は状況が二転三転して、誰を信用していいのかわからない状況、はらはらドキドキしっぱなし。仲村トオルがかっこいいし!
どうやら、結末は原作と随分違うらしい。後日、文庫本を立ち読みして、最後だけ確認したら、原作は残酷な結末であっさり終わっている。ドラマではあのまま終わっていたら後味悪かったかも。でも今回のドラマの結末はやや元子に都合のいい終わり方過ぎるかなあ。でも、あれだけ悪事を重ねても憎めない元子ママを応援していただけに、私は満足。

  • 元子の強欲と上昇欲の強さは、銀座のママよりも違う似合う生き方があると思う。ドラマでは、最終的に銀座ナンバーワンに上り詰めても飽き足らない感じがよく表れていた。
  • 仲村トオルの安島役もずいぶん原作よりかっこよい役回りだったみたい。この手のクールな役、大好き!!!でもちょっとワンパターンで、他のドラマの役とダブル時がある
  • 原作が出された時代と今とでは女性の生き方も多様化して、もはや水商売以外の道もあるからこそのドラマの終わり方と感じる
  • 小林稔侍は、絶対地でやっている!というほどお似合いな役だったわ