非日常のはじまり〜入院手続き

昨晩は、午前1時に家に戻り、仕事を少し片付け、弟にも連絡。
弟があんなに動揺しているのは初めて見た(聞いた)。週末にかけて名古屋へもどってくるように用意するとのこと、心強いし、お母さんも絶対喜ぶ。

そして、あまり眠れずに6時に起きて、職場の上司へ連絡、今日休暇とって、母の入院手続きをすることを申請。今日、明日に片付けなければならない業務フォロー願いをまとめておいた。周りの人達の協力もあって、何とか今日、明日は職場へ行かなくても大丈夫そう。大きなイベントがある日だったが、家族優先にさせてもらう。

10時に着替えetcを持って病院へ。身の回りのものなどを購入した。
母は昨日からはそれほど変化がない。
昼には父が見舞いに来る。
父も63歳で(母より1歳年下)、世間では定年していてもいい年だが、小さい工場経営者に引退はなく、また、工場にとって、周りの好景気にのれずに今非常に厳しい時期とのこと。
実は、母から先週、”最近お父さんが元気がなくて心配。でも仕事の事はお母さんには話してくれないから、娘のあなたから聞き出してくれないか”と頼まれていた。それほど、今父も厳しい状況。そして、お父さんの悩みを聞くため、水曜夜に、実家へ行く約束をしていた日に母が倒れてしまう。。。実家へ行く時間が遅れそう、と自宅と母の携帯へ何度も電話するが、いっこうに出ないので嫌な予感がしたが、まさかこんなことになるとは・・・。
そして、そんな時期だから、さぞかしお父さんも疲れがたまっているのでは、と、父の健康の事も心配。

夕方には、弟が名古屋へもどり、お見舞いしてくれる。
母も私達3人が揃ってお見舞いしたことで、ずいぶん安心したようで、もう治らないんはないか、という弱気なせりふは減ってきた。

脳梗塞の場所が悪いので予断は許さないが、手足に痺れが出ていないだけ、まだ幸運なほう。医者も痺れが出ていないのは不思議とさえ言っていた。
こういうときに医師以外の私達は医療では何もサポートできないのが辛いが、母へは安心させて励ますことに専念していきたい。